フローリングで滑るのを防ぐ滑り止め工法とフロアコーティング
フローリングで滑ってしまったことはありませんか? 滑り止め加工がされていないフローリングだと、人間はもちろん犬や猫も滑ってしまい、ケガに繋がってしまう場合もあります。カーペットを敷く方法もありますが、次第に汚れが目立ってくるものもありますので、慎重に選ぶ必要があります。
床材に滑り止め機能が最初からあれば良いですが、無い場合は後から滑り止め加工を施すことが可能です。ケガの予防のためにも施工をオススメしますが、様々な種類があるので、どれを選べば良いか悩んでしまう方も多いです。そこで、代表的な滑り止め加工をご紹介いたします。
ジェットバーナー工法
石材表面(御影石等)の低硬度の部分を2000℃前後の高温バーナーで焼き飛ばして凹凸を形成し、引っ掛かりによって摩擦抵抗が出る工法です。
サンドブラスト工法
石材表面に専用の機械で高圧と水を混合した砂を吹き付け、床表面にミリサイズの凹凸を形成することで、摩擦抵抗が出る工法です。
テープ・シール工法
見た目でもすぐに分かる工法です。気になる箇所にテープやシールを貼って、滑りを抑制します。ゴム系の摩擦抵抗数の高いものや布系の表面がヤスリ状になっているものが一般的で、様々な床材に張り付けることが可能です。
コーティング・ワックス工法
コーティングやワックスの有効成分に粘性の高いものを添加し、液剤の特性を活かして摩擦係数を高める工法です。液剤に骨材(砂利や砂など)を入れて凸部を形成する方法があり、滑り止め効果を得ることができます。コーティング・ワックスともに各社の特徴等があります。
マイスターコーティングの滑り止め加工
マイスターコーティングでは、フロアシールドUV、フロアシールドUV-Sという2種類のフロアコーティングとマイクログリップという防滑施工が可能です。フロアシールドUVは、フローリングに液剤を塗布することで滑り止め効果を得ることができます。光沢仕上げで非常に滑りにくく、キズや水・油にも強い特長があります。
フロアシールドUV-Sは、骨材を添加した液剤をフローリングに塗布することで、滑り止め効果を得られます。光沢の加減を調整することができるので、お好みの艶に仕上げることができます。マイクログリップは、無機物(石材等)に特殊トリートメント剤を塗布して細かい凹凸を作ることで、滑り止め効果を発揮します。床材やご要望に併せたご提案が可能です。詳細は、お気軽にお問い合わせください。